記事一覧

(11) 藤井聡太 詰パラ2014-2

9In[1]


58金引、38玉、56馬、47銀成、48金、同玉、66馬、57成銀、

同馬、38玉、47銀、同桂生、48馬、同玉、39銀、同桂成、

58龍まで17手


藤井四段は桂の使い方がうまい、と言われている。29連勝を達成した増田四段戦でも、77桂→65桂の二段跳びから、53桂の重ね打ち。詰キスト好みの手順が飛び出し、一気に寄せの態勢に入った。

本作を発表した年の解答選手権席上で藤井少年と会話をしたことがある。

「高校の作品(上図)は桂の二段跳ねから作ったの?」「うん」

会話といってもたったこれだけである。うん、と答えたのは、知らない大人から声をかけられてとっさに相槌を打っただけかもしれないが、本当だと思っている。というのも、最近デパートに発表した藤井四段の作品も桂の二段跳びが現れるからだ。

本作はまず、収束7手の素材があったはず。ここから逆算していくのだが、合駒を入れたい。そこで、47成銀を57に移動捨合する手がひらめく。初形に成銀をを置くわけにはいかないので、36銀→47銀成は自然な発想になる。結果的には銀の連続移動合がメインの作品になってしまった。

57金、36銀、35桂は二段活用、46馬は四段活用、と風味豊かに仕上がった。逆算の過程では不満だった66銀の駒取りも、いつのまにか目立たなくなっている。




スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント