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(15) 上谷直希 詰パラ2017-3

15 上谷直希


45銀、64玉、67香、65銀合、75銀、55玉、66銀、同銀、

75龍、同銀、56香まで11手


新作と類作は紙一重である。

本作は3手目あたりからは前例のある手順で、芹田修氏に決定版がある。私も37年前に似たような手順で発表している。

正直、投稿するには勇気がいる。作者も迷ったようだ。


既成の手順を含んでいても、独自の創意工夫で新作に仕上げるーーこれも作家の手腕。

作者の主張は盤面5枚、とりわけ46角の配置にある。

試行錯誤を重ねて46角を置いてみたら結果的に67香が限定になった。3手目55銀の余詰も消えた。これは手応えあり、である。創作の喜びを感じるのはこんなときだ。

以遠打については「気にするのは病気」という考え方もあるようだが、3手目が非限定だったら、作者は惜しげもなく本作を捨てると思う。限定にするため1枚追加するのはプライドが許さない。

46角1枚にすべてを託したのだ。


本作はデパートの年間賞を受賞したのだから、作者の判断に狂いはなかった。

作者は他にも多数「ギリギリ新作」に果敢に挑戦している。2017年6月号デパートの作品もそのひとつと思われる。



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